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吉田ゼミが「東北物産」でFWを実施しました。

授業関係
吉田哲朗ゼミ(専門演習Ⅰ) の第3回フィールドワークを実施しました。

①日時:2024年10月2日(水)、15:00~17:00 ②場所:東北物産本社1階

3年生向け講座として東北物産本社にお伺いし、代表取締役高橋英明氏の講演を聞き、質疑応答を行った後、附属のショールーム、雑貨コーナーや工場を見学しました。
高橋英明氏(以下、高橋氏)は3代目であり、初代は畳屋さんからスタートしたが、徐々に内装工事を手掛けるようになったそうです。
高橋氏はそれまで国道沿いにあった倉庫を自分の設計でリノベーションしショールームにしています。「人に来てもらう」ことが重要と考え、利業、現場管理、設計等の人材確保、資格取得、信頼のおける協力会社(外注先)の確保にも尽力したとのこと。
しかし、そのような方策を行ってもなかなか売り上げにはつながらなかったそうです。高橋氏はその一番の問題が知名度にあると考え、その解決策として多くの人が集う場所を作り、知名度を上げるため、本社2階(1階はショ-ルーム)に雑貨ショップの設立を行いました。※「建設会社だからと言って建設関連で集客する必要はない」と述べています。

※経営理念の「この街にたくさんの笑顔をつくる」という言葉を6色6段であらわしているのは、多くの立場の人たち(ステークホルダー)の笑顔を作ることを意味しているといい、この経営理念をはっきりさせてから経営に芯が通ったと述べています。

今回はゼミでの3度目のフィールドワークであり、事前対応と当日の社長の公演を含めた現場現物をみて、社長の体験から失敗を積み重ねて成功があるという話に感銘を受けてもいた。また、社長には学生の質問や感想にも丁寧に回答していただきました。
ナラティブの意義や「地域の人を大切にする」ことの実際を理解するためのよい機会となることが確認でき、有意義なフィールドワークとなったようです。

※ナラティブ???「物語」「話術」「語り」といった意味を持つ言葉です。ビジネスシーンでは、「ナラティブマーケティング」「ナラティブアプローチ」といった言葉で使われ、相手(患者、部下、顧客など)視点での物語を重視することで、問題解決に役立てます。

写真① 会社の前で(左から3番目)     写真② 2F雑貨ショップ